今回はブルガリアにある「リラの修道院」を紹介していきたいと思います。
ブルガリアを訪れた理由ですが・・・
長期のお休みを頂いた私はトルコを周遊していたのですが、せっかくなので周辺の諸国も行ってみようと思い、東西文化が入り混じるブルガリアに魅力を感じたというのが理由です。
ヨーグルト以外のイメージが湧かず、正直あまり馴染みの無い国だったので、
逆に何があるのだろう?
と気になったというのもあります笑
ブルガリアについて調べてみると、魅力的な場所はたくさんあったのですが、
滞在期間が2日ということもあり、1日は首都ソフィアを散策、2日目にバスツアーでリラの修道院に行ってきました。
ブルガリアに行ってみたい!と思っている人のためにも、
首都ソフィアまでのアクセス等、基本的な情報もあわせて紹介していきたいと思います!
それでははじまり〜
ブルガリアの基本情報
ブルガリア ってどんな国?
ブルガリアってどんな国なの?
と思われる方もたくさんいらっしゃると思います。
私も同じようにヨーグルト以外のイメージは全く持っていなかったのですが、
実際に訪れてみるとヨーロッパに位置しながら、古くから数々の民族が混じり合う土地ということもあり、独特の雰囲気を持っている魅力的な国でした。
その雰囲気は首都ソフィアを散策しているだけでも、趣のある協会があったかと思いきやイスラム風の寺院があったりと、十分に味わうことができます。
アクセス
残念ながら日本からの直行便はないため、ドバイやイスタンブール等の周辺都市で乗り継ぐ必要があります。周辺の東欧諸国やトルコからは国際列車も出ています。
私は本当はイスタンブールから夜行列車でブルガリア入りしたかったのですが、短い滞在期間の中でブルガリア観光の時間を確保するため、飛行機でブルガリアの首都ソフィアへ向かいました。
ソフィア空港のターミナル2に地下鉄の駅があり、地下鉄一本で首都ソフィアの中心部に行くことができます。
ソフィアの中心地である「SERDIKA駅」までは約30分です。
空港周辺は牧歌的な雰囲気が広がり、日本の地方都市にきたような感覚です。
「SERDIKA駅」に着いたら早速「セルディカ遺跡」を是非訪れてみてください。
SERDIKA駅から続く地下道の一部(遺跡の一部が地下道と言うべきか?)が遺跡となっており、日常生活の中に立派な遺跡があるという珍しい場所です。
首都ソフィアについて
さて首都ソフィアですが、1日あれば大体の観光スポットを徒歩で散策できるくらいの小さな首都です。
詳しくは別の機会の紹介するとして、
「バーニャ・バシ・ジャーミヤ」「アレクサンダル・ネフスキー寺院」と言った有名観光地から上記で紹介した「セルディカ遺跡」まで徒歩で回れる範囲にあるので、是非1日はソフィア散策の日を作ることをオススメします。
お腹が空いたら「ソフィア中央市場」に行ってみましょう。
様々な食材が売られており、ブルガリアの人々の日常生活を垣間見ることができます。
イートインスペースもあるので、お昼休憩には最適です。
ソフィア中央市場に来ればわかると思いますが、物価はかなり安いです。体感的には日本の半分〜2/3程度。
夜ご飯にちょっと良い感じのレストランでブルガリアの郷土料理のコースを頂いたのですが、2000円くらいでとてもお得な気分になれました。

治安について
海外旅行というと治安が気になる方も多いと思います。
実際にネットには「治安に注意」と言った情報もあったのですが、実際に訪れてみるとソフィアは首都とは言えとてものんびりとした雰囲気で、ほとんど危ない感じはしませんでした。
治安の悪い地域によく見られるゴミの散乱や窓の鉄格子などもなく、
夜になっても家族づれで出歩いたりしており、普通に海外旅行で通常気をつけることべきことを気をつけて散策している分にはほとんど問題無いと思います。
(訪れる時期によっても変わると思いますので、行く前にしっかり現地の最新情報は入手しておきましょう。)
いざ、リラの修道院へ 〜ソフィア郊外の山道を進む〜
さて、前置きがとても長くなってしまいましたが、いよいよリラの修道院の紹介です。
リラの修道院は1983年に世界遺産に登録されたブルガリア正教会の総本山で、
フレスコという技法で描かれた美しい壁画とその独特な建築様式が有名で世界中から観光客が訪れます。
リラの修道院までのアクセスですが、トラムとバスを利用して行くか、ソフィアからバスツアーが出ているので、それに参加することになります。
私は英語ガイドのバスツアーに参加しました。
ソフィアの中心部から往復バス、ガイド付きで約4000円ととてもお得なツアーです。
バスに乗ること約2時間、バスはかなりの山道を進んでいきます。
空港に着いた時も感じたのですが、山に囲まれた牧歌的な雰囲気は日本の地方のような雰囲気でした。
周りにはスキー場もあるようで、冬はスキー客でも賑わうそうです。
リラの修道院に到着!
さて、そんな山道を進んでいった山奥に突如色鮮やかな建築物が現れます。
とてもカラフルに彩られているのですが、周りの自然とも不思議とマッチして一体感があります。

この門がリラの修道院への入り口になります。
ここを通り抜けるとメインの建物、「聖母誕生教会」があります。
ゼブラ模様で装飾された外観とカラフルに彩られた壁画のコラボレーションは見応え抜群です。教会内は撮影不可でしたので写真は無いのですが、外壁と同じくびっしりと壁画が描かれています。
聖書の様々な場面や、ブルガリアの様々な年代における人々の暮らしが描かれており、
ブルガリアの文化の多様性を垣間見ることができます。
またヨーロッパ各国の様々な建築様式が聖母誕生教会には取り入れられているそうで、建築好きには堪らないそうです。



聖母誕生教会を囲む4階建の外陣は修道士の宿泊施設として使用されています。
アーチが多用された列柱廊は荘厳さを感じさせます。

壁画を十分に鑑賞した後は、修道院の裏側にあるベーカリーでメキッツィというドーナツのようなお菓子を食べることができます。
この地方で昔から食べられている伝統的なお菓子だそうです。
揚げパンみたいで小腹を満たすには最適なお菓子でした。1個50円ほどとお得なので是非チャレンジしてみてください。
周りにはお土産屋さんやレストランも並んでいます。
ブルガリアは世界屈指のバラの生産国ということもあり、バラのお土産がとても多かったですね。
最後に
いかがでしたでしょうか。ブルガリアのリラの修道院。
ブルガリアは日本人にとってはあまり馴染みのない国かもしれませんが、様々な文化が混在する魅力的な国です!
訪れる際は最低でも2日は確保して、1日はソフィア観光、もう1日でリラの修道院を訪れることをオススメします。
それではまた〜
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