
今日はアプトの道について紹介です。
皆さん、「峠の釜めし」は知っていますか?
サービスエリアや駅弁売り場などで一度は目にしたことがある方が多いと思います。
アプトの道とは旧国鉄信越本線の廃線跡を整備したハイキングコースであり、「峠の釜めし」の発祥の地である横川駅から旧熊の平駅まで続いています。
信越本線はこの先の碓氷峠を越え軽井沢へと続いていたのですが、この部分は急勾配の難所として有名であり、峠を越える鉄道に「アプト式」という方式が採用されていたことからこのように名付けられました。
アプトの道は横川駅に隣接している「碓氷峠 鉄道文化村」を起点にスタートしています。
スタートしてしばらくは緑に囲まれた真っ直ぐな道が続きます。
鉄道文化村のトロッコが横を走っており、峠の湯まではトロッコで行くことも可能です。
(トロッコは鉄道文化村の遊具の1つ扱いのため、入場料がかかります。)

約30分ほど歩くと歴史を感じる建築物が姿を現します。
こちらは「旧丸山変電所」です。
かつて発電所からの電気を機関車に供給する役目を果たしていたそうです。

旧丸山変電所からまた30分ほど歩くと峠の湯という施設があり、
温泉はもちろん、レストランも併設されており峠の釜めしをここで頂くこともできます。
峠の湯を過ぎると、ここからは下のようなトンネルが続きます。


トンネルは一見暗いですが、きちんと整備されており安心して歩けます。
途中に「コロボックリ」というお洒落なカフェがあり、休憩がてら寄りたかったのですが、残念ながらちょうどお休みでした。
アプトの道を歩かれる方は、とてもいい雰囲気でしたので是非トライしてみて下さい。


峠の湯から40分くらい、短いトンネルからちょっと長いトンネルまで様々なトンネルを合計5個通過すると長い橋の上に出ます。
そう、この橋がめがね橋。
いきなり橋の上に出るので、最初は気づかない方も多いそうです。

階段で下に降りることができ、全貌を眺めることができます。
美しいですね。

アプトの道はこの先も熊の平駅まで続いているのですが、今回は時間の制約からここまで。
時間に余裕がある方は是非終点まで行ってみて下さい。
帰りは「峠の湯」に寄り道し、併設されているレストランで峠の釜めし定食を注文。
安定の美味しさですね。

峠の釜めしをお腹一杯食べてしまった後は歩く気になれず、トロッコで横川駅まで戻りました(笑)


こんな感じで自然を味わいながら歴史も味わえるというハイキングコースです。
道も整備されていてとても歩きやすいので、軽井沢観光の帰りにでも気軽にチャレンジしてみて下さい!
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